1歳の女の子です。
右肩から背中、右耳を火傷して、一時的に総合病院に入院後、広範囲の植皮が必要と診断されて大学病院へ紹介されていました。
植皮以外の治療方法がないかをインターネットで検索され、やけどの湿潤療法があることを知って、当院を受診されています。
受診当日は背中にⅡa~Ⅱb, 肩はⅢ度の熱傷でした。周囲は伝染性膿痂診(とびひ)ができていました。さっそくやけどの部分はリンデロンによる湿潤療法を開始、伝染性膿痂診(とびひ)はフシジンレオによる抗菌剤療法を行いました。
伝染性膿痂診(とびひ)は1週間で、Ⅱaのやけどは約1ヶ月でそれぞれ治癒しました。Ⅱbは約2ヶ月、Ⅲは約3ヶ月かかりましたが、細菌感染を起こすことなく上皮化しました。
初診・受傷10日 初診・受傷10日 初診・受傷10日 初診・受傷10日 受傷17日 受傷17日 受傷24日 受傷24日 受傷45日 受傷45日 受傷52日 受傷59日 受傷後73日 受傷後79日
受傷後83日 受傷後90日 受傷後104日 受傷後104日 受傷後122日 受傷後122日