54歳の男性です。
3年前より右の腋の下にしこりができ、徐々に増大していました。親指大の皮下腫瘍があります。超音波検査で抵エコー病変(黒いところ)がありますが、後方エコーは増強せず、抵エコーの中に高エコー(←)を認めます。
粉瘤より毛巣洞の可能性が高いため、くり抜き法は適応とせず、紡錘形切除をしました。
術前診断通り、腫瘍の中に毛の塊が核になっていました。(摘出標本→)
完全切除して、治癒しています。
初診
超音波検査
術前
術中1
術中2
摘出後
術直後
摘出標本
術後27日