72歳の男性です。
10年前より首にしこりがあり、徐々に増大して、最近は同部位から悪臭がするようになったため、受診されております。
頸部に35ミリ大の皮下腫瘍があり、超音波検査で典型的な粉瘤と診断しました。
超音波検査でそばに頸動脈など重要臓器が存在していないことを確認して、超音波併用局所麻酔薬による被膜剥離を行い、5ミリのデルマパンチで粉瘤の角質、被膜を完全除去しました。
術後半年後には傷もほとんどわからなくなり、超音波検査でも再発がないことを確認しました。
術前 術前超音波検査 術中 術直後 術後1日目 術後3週目 術後半年
術後半年の超音波検査