18歳の男性です。
右拇趾球が痛くて近医を受診しましたが、様子をみるようにいわれたそうです。野球ができなくて、レギュラーから落ちそうと当院を受診されました。右拇趾球が全体に腫れあがって、圧痛を伴っていました。超音波検査で関節には移行しない嚢胞性病変を認めたため、粉瘤と診断しました。小切開を加えて嚢胞を一括切除しました。術直後より疼痛はなくなり、無事、レギュラーとして大会に出場できました。術後9か月目の超音波検査で、再発がないことを確認しました。
術前
術前超音波検査 術中(1) 術中(2) 摘出物 術直後 術後10日 術後9ヶ月 術後9ヶ月超音波検査