術前
術前超音波検査 1
術前超音波検査 2
術前超音波検査 3
術後2週目
術後半年後
術後半年後の超音波検査
40歳の女性です。
10年前より徐々に増大する右下腿の皮下腫瘍で受診されています。
当初は2か所の皮下腫瘍がありましたが、どちらも増大して腫瘍がくっついたそうです。
腫瘍は最大径70ミリで、超音波検査では探査機より大きな嚢胞性病変があり、一度に腫瘍の全体像の把握ができませんでした。脛骨への浸潤はなく被膜も境界が明瞭であるため、術前は良性腫瘍、特に粉瘤がもっともそうらしい (most likely) と診断しました。
デルマパンチ5ミリで角質を除去後、被膜を完全切除しました。術中術後診断も粉瘤でした。
術後は傷跡もほぼわからなくなり、超音波検査でも再発を認めませんでした。