65歳の男性です。
1年前より背部にしこりを自覚し、徐々に増大していました。
1週間前より急速に増大、疼痛を伴ったため、受診しています。
背部に直径70mmの発赤を伴うしこりがあり、超音波検査で典型的な粉瘤でした。
くりぬき法では切除不可能と診断、小切開をおいて、角質、皮膜を除去しました。術直後の超音波画像で、粉瘤が存在していた部分は著明に縮小しました。
術後半年後には超音波検査で再発を認めず、傷もきれいになっています。
術前
術前超音波画像
術中1
術中2
術後
術直後超音波画像
術後12日
術後半年
術後半年後超音波画像