無痛内視鏡を導入しました。
無痛内視鏡とは胃カメラで嘔吐反射が強く、苦痛を感じる方や、大腸カメラで痛みに弱い方のために麻酔を使って眠っているうちに行う検査のことです。
この検査ではプロポフォールという鎮静薬を静脈注射します。
この薬は極めて早く効き、点滴を始めるとすぐに眠ってしまい、点滴をやめるとすぐに目が覚めます。
微量注入器JMS シリンジポンプSP-505を使って精密に点滴しますので、誤って大量投与する危険はまったくありません。
<微量注入器JMS シリンジポンプSP-505>
呼吸も血中酸素飽和度をモニターで監視しながら行います。
消化器内視鏡ガイドラインにも推奨されている、極めて安全性の高い鎮静方法です。
当院では月1回予約にて、無痛内視鏡による検査を行っております。