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【胃内視鏡】早期胃癌の内視鏡症例(75歳男性 E様)

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75歳の男性です。

72歳のときにABC検診でピロリ抗体陽性、ペプシノーゲン陽性のtypeCと診断され、二次検診として上部消化管内視鏡検査をやっています。

 

胃の出口近く(前庭部)に変形があり、粘膜がごつごつしています。(除菌前)

このときの生検(顕微鏡での検査)はピロリ陽性腸上皮化生でした。

 

ピロリ菌一次除菌を行い、尿素呼気試験で除菌できたことを確認しました。

 

本来なら毎年、上部消化管内視鏡検査で経過観察が必要でしたが、ご本人の都合がつかなかったのか、3年後にバリウム検診で異常を指摘されて再診されています。

(ただし指摘された異常は前庭部ではなく別の部位でしたが。)

 

 

前庭部前壁に3年前に認めなかった陥凹性病変(画面左側の凹み)を認めています(除菌後)。

 

 

生検で高分化型腺癌を認めました。

深達度は粘膜内と診断、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行い、完全切除されています。

早期胃癌をみつけるためには、やはりABC検診とピロリ除菌後の定期的なフォローが必要と思われます。

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